遊びについての思いと考察
このブログは子供の遊びのことを中心に書いていく予定なのですが、その前に私の遊びに対する考えを書いておきます。
私は育児において「遊び」をとても重要視しています。
「遊び」の定義も色々あるかと思いますが…。私は、
・本人が楽しんでいる
・他の誰からも結果を求められない
・できれば他の誰からも時間を制限されない
行いを「遊び」と呼んでいます。
では、何故遊びを重要視しているかといいますと、遊びの時間は最も子供を尊重し、肯定できる時間だからです。
それは、イコール基本的自尊感情を育む時間と言えます。
遊びに結果は求めない、と言いながらもここだけは求めさせてください(笑)
遊びは運動能力や想像力、集中力を養うこともあるかもしれません。
しかし、それはあったら良いかもしれませんが、無くても構わない。最低でも基本的自尊感情さえあれば、これからの長い人生を生きやすいのではないか、というのが私の考えです。
それに、基本的自尊感情がしっかり育まれていれば本人の情緒も安定して、一緒に過ごす親も楽に楽しく過ごせると思うのです。
遊びは子供が「自由に」「楽しく」行うことを前提として…
私は遊びを以下の3種類に分類しています。
①親子で行うふれあいの遊び
②発達に合わせて提供される遊び
③子供が考える自由な遊び
ひとつずつ見ていきます。
①親子で行うふれあいの遊び
月齢関係なく楽しめる、手遊びやふれあい遊び、歌、踊り、絵本の読み聞かせのことです。
必ず親子で行います。
②発達に合わせて提供される遊び
月齢や発達に合わせて、大人が環境を用意し提供する各種の遊びのことです。
おもちゃや道具を使うことが多いです。
例えば4歳10ヶ月のタロなら切り絵遊び、1歳11ヶ月のアオなら簡単な形のパズル遊び、などが挙げられます。
大人が提供はしますが、子供が全く興味を示さないこともありますし、逆に気に入ってとても集中することもあります。
どちらにせよ、大人が強制したり時間を区切ったりせずに、子供が自由に選べる・遊べるようにするのが前提です。
「発達に合わせて大人が提供する遊び」というくくりで、家のお手伝いもここに含みます。
③子供が考える自由な遊び
大人が介入することのない、完全に自由にしてもらう時間も大切にしています。
ただし、子供が誘ってくるならば、大人も遊びに加わります。
外遊びや児童館などの室内施設での遊びもここに含みます。
うちでは、これらの3つの時間をバランス良く取るように心がけています。
1日の中で3つを組み込める日もありますし、私の余裕がなくて丸1日フリーダムにしたら、他の日で①、②を多目にしたりと調整することも。
あまりガチガチにはせずに、根っこにこの枠組みを置いておいて、私と子供の様子を見ながら、みんなが笑顔になれるような時間を優先して過ごしている感じです。