小学館『ふしぎの図鑑』・こどものとも『いちご』
タロ4歳10ヶ月、アオ1歳11ヶ月
遊びの中でも「絵本の読み聞かせ」はあまり好きではなさそうなタロ。
4年と10ヶ月間、「これ読んで」と絵本を持ってきたことは記憶にある限りほとんどありません。
文字が読めるようになり、自分で絵本を読むようになって絵本を開いていることも増えましたが、数ある絵本をさしおいてダントツで開いているのがこちら。
小学館『ふしぎの図鑑』
お迎えして1年経っていないのに、もうボロボロ。(これはタロの扱いが雑なのもあるかと…)
動物、食べ物、身の回りの自然に関する『なぜ?』が、幼稚園~小学校低学年向けに分かりやすく書かれている図鑑です。
買った当初は、タロが日常で不思議に思ったことをこの図鑑で調べる、という想定でしたが、タロはまず読みましたね。最初から。
そして、この図鑑に書かれていることを実際に試してみたい!と言われることがありました。
タロは日常→図鑑ではなくて、図鑑→日常という順序で楽しんでいるようです。
また、読むだけでなく、
・文字をなぞって文字の練習
・絵に色を塗って塗り絵遊び
・図鑑に出てくる人物や動物になりきって劇遊び
・図鑑に出てくる食べ物を全て食べる真似をする遊び(←?)
など、当初全く想定しなかった使い方がなされています。
子供の想像力は大人のそれを簡単に越えてきますね~。
これだけ読み込んでいるので、次の誕生日には同じシリーズの『くふうの図鑑』↓をプレゼントしようかな、と考えています。
☆☆☆☆☆☆☆
アオはタロと違って絵本好き。
発語のない頃から、絵本を持ってきては膝に座り「読んでほしい」を伝えてきていました。
そんなアオが最近読んでいるのはこちら。
こどものとも『いちご』
表紙でお気付きになる方もいるかもしれません。
こちらは、こどものともセレクション年間定期講読2歳向けの今月号です。
実は定期講読を申し込んだのは、今回が初めてでした。
1冊410円という絵本としては安価とは言え、年間で購読するとなると5040円。
相当迷い、迷った末に以下の理由で購読に踏み切ることにしました。
その① 今年のラインナップを見ると、私の好きな絵本・アオにピッタリな絵本が多かった
その② 全巻ソフトカバーということで12冊揃えても安価&場所を取らない
その③ 毎月1冊ずつ来るのが読み込むのにちょうどよい
その④ まだ絵本を上手に扱えないアオに図書館の絵本は与えられない
④に関して、アオは2歳目前にして、まだ絵本を折ったり破ったりしてしまうんです。
購入した本ならば最悪破ってしまってもテープで補修して読むこともできるので……
と思っていたら。
なんとこちらの2歳向けセレクション、かなり厚い紙で作られていることが、手元に届いて分かりました!
破ろうと力を入れれば分かりませんが、普通に読む分には間違って破れてしまったということは起きなさそうです。
うちには他にもこどものとも年少版(3歳向け)、年中向き(4~5歳向け)とありますが、段々紙が薄くなっているのですね。
配慮が細かい!と感動してしまいました。
…まぁ、破りにくさという観点ではなく、恐らくページ数が増えても背表紙が厚くならないように、ではないかと思いますが…。
本の内容に話を戻しますと…。
この本の著者である平山和子さんの絵本、『くだもの』を以前見たことがありまして。
とても美味しそうな絵を描かれる方だ、と思いましたし、子供たちも一生懸命見ていました。
この『いちご』も期待通り、とても美味しそう!!
瑞々しさが美しい!!
「私(読み手or作者?)」と「いちご」の対話形式になっているのも読みやすいし面白いです。
そして、ラストページ、「いただきます」と食べるシーンで女の子が出てくるのですが、これがまたアオにそっくりで…!
思わず出版年を確認してしまいましたが、アオはおろか私も産まれる前の1984年の出版でした。
ロングセラーとはこのことですね。