5歳半の提案遊び4つ
タロの提案遊びについては、幼稚園に通っていることもあって、家庭で積極的にはやっていませんでした。
しかし、最近、幼稚園にも慣れて「家庭はゆっくり休む場所」「自分の好きなことを自由にできる場所」だけでも無くなってきたことを感じていて、私のできる範囲で少しずつ提案遊びを取り入れたりしています。
そんなタロ5歳6ヶ月の提案遊びの記録を、今回は書いてみたいと思います。
1.福笑い
お正月定番の遊び。そういえばまだやったことがなかったな…と作ってみました。
カレンダーの裏に顔を描いて(輪郭と髪だけのつもりが、アオに中もぐしゃぐしゃと書き足されました)、眉毛・目・鼻・口のパーツを描いて切っただけの超簡易バージョン。
初めてなので、パーツは多くない方がサクッと遊べていいかな、と最小限にしました。
タオルとか洋服でこれまた適当に目隠しをして、まず私が挑戦!
「人の顔とはこういうものである」が分かっているタロは大爆笑!これ、やっている人より見ている人の方が面白いので、導入には見てもらう方を先にやってもらうのがポイントです。
何回かやって「上手くできないな~」となったところで、タロも「やってみたい!」となり、今度はタロが並べる番。
パーツの上下も合っていないし、顔からはみ出したものも…。
目隠しを外したタロは当然大爆笑。楽しい時間になりました。
ちなみに、アオ2歳7ヶ月には、「目隠し無しで顔パーツを置いていく遊び」として活躍しました。
顔のパーツを貼っていくシールブックがあるくらいなので、このくらいの子供にとって、顔を作っていくというのは遊びとして楽しいみたいです。
目や口のパーツのバリエーションを増やして、色々な表情を作る遊びにしても楽しそうです。
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2.縫い指し遊び
縫い指し遊びとは、お裁縫の遊びバージョンといった感じです。
初めてなので、こちらも簡単なものから。
折り紙に入っていた厚紙を利用して。この周りに穴開けパンチで穴を開け、毛糸をヘアピンに通して、片方を厚紙端の穴に、もう片方をヘアピンに結びました。
先ずは実演。
ヘアピンを穴に順番に通していき、並縫いの要領でぐるっと1周させてみました。
これだとタロには簡単すぎるかな、と思い、更に逆回りにもう1周。
すると、厚紙の周りがぐるっと毛糸で囲まれることになります。表も裏も。
一度ほどいて、今度はタロに渡してやってもらいました。
最初は、ヘアピンに毛糸が引っ掛かったりして苦戦していましたが、コツを掴めばあっという間に綺麗な模様を作れるように。
模様を作れたという達成感で終わるためか、1日1回しかやりませんが、「これ、楽しい♪」と言いながら導入以来何度かやっています。
穴の数を増やして三角や数字などの形作り(見本有り)→自由に模様を作ってみる、とステップアップも予定中。
ちなみに、アオ2歳7ヶ月にも穴の数を減らしたバージョンで渡してみました。
タロのようにお手本通りにはもちろんできず、適当に穴に通してはオリジナルの模様を作って遊んでいます。
3.折り紙
折り紙自体は、月齢問わず色々な遊び方ができる万能素材だと思います。
タロの月齢くらいだと「自分で見本を見ながら作品を完成させる」のが楽しいかな、と思い、今回こちらの本を購入してみました。
5回で折れる!遊べる折り紙―ずれちゃってもかわいく仕上がるかんたん折り紙全98作品
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「5回で折れる」というのは、なるほど、確かに正確に折るのが難しい小さい子にはとても有効で、 ちょこっとずれることも積み重なると最後は折れなくなってしまうのですが、5回ならずれても折り切れます。
工程が少ないことによる集中力持続の効果も言わずもがな。
早速タロに見せて、好きなものを選んで折ってもらいました。
ところが。結論から言うと、この本はまだタロには難しかったようです…!
まず、普通に漢字が使われており、振り仮名も振られていないこと。
そして、中割り折りなどの立体的な折り方をタロはまだ理解できないこと。
平面の図形だけを見て、目の前の立体に反映させるというのは子供には思った以上に高度なことのようでした。
…というわけで、私が横で一緒に折りながら完成させる、という風に遊んでいます。
いずれ、空間認識力が育ったらまた活躍してくれることを信じ、本棚に置いておこうと思います。
4.切り紙
これも折り紙バリエーションのひとつ。
折り紙を6~10つ折りにして、模様を書いておきます。その通りに切って、折り紙を開くとあら不思議。
綺麗な模様が現れます。
参考にさせていただいのが、こちらのサイト。
もちろん、センスのある方はオリジナルの模様を考えても良いですし、子供に自由に設計してもらうのも有りだと思います。
タロはハサミで細かい模様を切ることが楽しいようだったので、 幼稚園に行っている間に私が模様を書いておきました。
少し難しめの模様も混ぜておきましたが、ハサミが得意なタロ、難なくハサミを動かし、綺麗に完成させていました。
私もひとつやってみたのですが、これ、折ってあるので厚みが出る分、ハサミを細かく動かすのが難しいのです…。タロの方が上手でした…。